お知らせ
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作成日:2017/10/16
★★ 男性の育休でもらえる助成金・奨励金  ★★ 



 男性の育児休業取得者割合が過去最高になったと伝えられました。
(平成28年度雇用均等基本調査。平成29年7月28日発表)

 男性の育児休業取得者割合はここ数年確実に上がっていますが、まだ3.16%。
 女性の81.8%に比べるとまだまだ。

 男性の育児休業については国、県、市それぞれが少し違った要件で取り組み
を進めるよう、助成金や奨励金を支給しています。


■ 重要ポイント ─────────────────────────

 国、県、市それぞれが独自の基準で男性の育児休業を押し進めようとお金を出
しています。育休をとった男性労働者が体験記を書くとご本人が15万円もらえ
る可能性があります。


■ 厚労省の助成金=両立支援助成金の出生時両立支援コース ────────
 
 男性が子の出生後8週間以内に開始する連続14日(中小企業は連続5日以上)
の育児休業を取得することが主な要件です。

 中小企業で、育児休業1人目であれば57万円(生産性要件を満たした場合は7
2万円)、もらえます。中小企業以外では28.5万円(生産性要件を満たした場
合は36万円)です。

 育児休業2人目以降も14.25万円(生産性要件を満たした場合は18万円)受給
できます。


■ 新潟市の助成金=男の育休奨励金 ───────────────────

 新潟市には10日以上育休をした男性労働者に10万円という奨励金があります。

 事業主にも30万円が(1回限り)支給されますが、両立支援助成金と重複して
受給はできません。

 事業主側の要件には新潟市内に本社又は事業所を有する、常用雇用者が300人
以下の中小企業等であること、新潟市が行う男女共同参画推進に関する職場研
修会を実施することなどがあります。

 労働者側の要件は新潟市に住所を有すること、養育する3歳未満の子に対して
勤務を要しない日を除いて連続する10日以上の育児休業を取得し職場復帰して
いることなどがあります。

 申請にあたって労働者は育児休業体験記(800字程度)を提出しなければなり
ません。


■ 新潟県の助成金=イクメン応援宣言企業向け助成金 ───────────

 この助成金は市の奨励金との併給が可能ですが、事業主は新潟県のイクメン応
援宣言企業として登録していなければなりません。登録している事業主と男性
労働者が対象です。

 労働者は、子の出生後8週間以内に開始する連続14日以上(勤務を要しない日
を含む)の育児休業を取得し、職場復帰していることが要件です。

 この助成金も育児休業体験記の提出が求められますが、400字程度となってい
ます。

 育児休業取得1回につき、事業主5万円、労働者5万円です。


■ 比べてみると ─────────────────────────

 取得時期が子どもが生まれてから8週間以内に開始する休業ということでは、
国と県は同じです。産後の女性の休業期間に休んでもらおうという趣旨でしょ
う。

 市の奨励金は、3歳未満の子ですから、二人目の子で取得することも可能にな
るでしょう。

 国の基準が大企業と中小企業で別の金額を定めているのに対し、市の対象は
300人以下の企業に限定されています。県はイクメン宣言応援企業としての登録
を条件としています。

 新潟県ではイクメン応援宣言企業になるメリットとして以下をあげています。

○ 登録企業の名称及び取組内容を、県の広報媒体のほか、新聞、テレビ等に
より広く紹介します。
○ 「イクメン応援宣言企業」の名称及びシンボルマークを使用できます。
○ 男性の育児休業取得促進助成金が利用できます。
○ 男性育児休業等の取得促進に関連する情報を随時提供します。


 国の両立支援助成金は事業主だけが受給できるものですが、市と県のものは労
働者にも支給されるというところが大きく違います。

 300人以下の常用労働者数の企業の労働者は、10日くらいの育児休業を取って
体験記を書けば、市から10万円、県から5万円の15万円がもらえることになり
ます。


 男性の育児休業取得者が増え、取得する育児休業の長さも長くなることが期待されます。

お問合せ
小野本 社労士事務所
〒950-2111
新潟県新潟市西区五十嵐一の町 7229-2
TEL:025-268-6120
FAX:025-268-6130